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2021年10月28日に開催された「ちくだいスタートアップ体験プログラム」(以下「ちくスタ」)の第5回をレポートします。

「ちくだいスタートアップ体験プログラム」とは

本プログラムは帯広畜産大学の学生を対象に、ビジネスを一から立ち上げる「スタートアップ体験」をしてもらう事を目的に、全9回にわたる内容で構成。2年目となる今年度も昨年に引き続き、帯広畜産大学、帯広市、とかち財団LANDの連携事業として実施されます。

過去のレポート

プログラム後半の第5回目となるこの日は、引き続き帯広畜産大学での開催となりました。

会場となった帯広畜産大学(ハロウィン仕様)

アイデアシート発表

今回のプログラムは、前回「宿題」として出されていたアイデアシートの発表からスタート!

参加者の発表では「大学生専用のバイトアプリの開発」「大学構内で謎解きゲーム開催」「地元の人による観光案内」など、どれも身の周りの課題を解決する様々なアイデアが発表されました。

発表に使用したアイデアシートには、それぞれニーズや動機、ターゲットなど細かに設定されており、なかでも「バイトアプリの開発」の発表では、実際によく利用されている既存のサービスとの比較や検証もしっかりされていて、これまでのプログラムで教わったことがしっかりと活かされています!

アイデアを発表する参加者

全ての発表が終わると「ちくスタ」講師の方々から「アイデアはできる事だけで考えない方が良い」「自分が良いと思うかどうかが一番大事」「常にアンテナを張っておくことが非常に大切」などのアドバイスがありました。

(左から)北村貴さん(株式会社グロッシー)、野村幸司さん(株式会社エントライズマネジメント)、二宮翔平さん(株式会社NKインターナショナル)

参加者からは「アイディアを考えるのは思っていたよりも大変だった」「自分の考えたアイデアに需要があるか自信が無くて迷ったけど、やっぱり発表して良かった」などの感想が聞けました。

和やかな雰囲気の会場

講師/NKインターナショナル株式会社 二宮翔平さん

プログラムの後半は、ビジネスに必要な「コンセプトメイキング」についての講義。この日の講師は、株式会社NKインターナショナル IT事業部の二宮翔平さんが登壇しました。

NKインターナショナルの二宮さん

まず「コンセプト」はどういった経緯で成り立っていくのかを、ご自身が手掛ける事業を例に解説していきます。ここで二宮さんは「コンセプトメイキングには『面白いことをやろう』という気持ちが大切です」と話します。

そして実際に参加者がコンセプトを作る課題をする前に、ウォーミングアップとして実施したのは、様々な過去の事例からコンセプトを考えてみるワーク。どこかで目にしたことのある広告やCMをお題にした穴埋めクイズ形式のワークに、会場は盛り上がりをみせました。

盛り上がった「クイズ形式」のワーク

二宮さんから「コンセプトは必要に応じてどんどん変えていっても良い」「ただアイデアをたくさん出すだけでなく、他のアイデアとの組み合わせも考えて具体化してみる」などコンセプトやニーズの考え方について詳しく説明がありました。


今回のプログラムでは、ビジネスに必要な全体を貫く基本的な考え方(コンセプト)について学び、さらにコンセプト同様、人に何かを説明する際には「誰に、何を、どのように」ということを意識することで、伝えたいことがグッと伝わり易くなると教わりました。

学生にとって本プログラムは、ビジネスだけでなく、普段の生活にも生かしていけるプログラムだと感じました!


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